「(あー、でもマジやべェよなァ)」
「銀ちゃん、何よそ見してるの、」
「おま、ここ教室だぞ。学校では先生って呼びなさいって言ったでしょーが」
「……大人はずるいわ、すぐそうやって逃げるのよ」
「逃げとかそーゆーんじゃねェの。あのなァ、教師と教え子なんて認めてくれるやつらの方が少ないんだぜ」
「認めてもらうとかそういう問題じゃないの!愛し合ってればそれで恋は成立するんでしょ!?」
「あのなァ……」
「そこまで言うなら先生、私、」
「あァ?」



そんな彼女の将来設計
(卒業したら押しかけ女房になってやるんだから!)(盲目的愛情)